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B-DIARY

筑波大生のあれやこれ。

   

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新歓とわたし

新歓が盛んな季節ですねぇ。

学類新歓にもちょいちょい顔を出してはいますがこっちは委員とかなってなくてあんまり積極的に絡んでないので勝手がわからなかったり(テヘペロ
陸同新歓は結構頑張って取り組んでます。こっちは1年生の顔と名前結構覚えたつもり。

このぐらいの時期に入る人は経験者が多い印象ですね。
持ちタイムの速さにはビビリます。今年は400mH経験者が多く、しかも55秒台がいたのでクラ対が一気に危うい感じです。
他にも短長は有望株が多く、このままではマイルも…いやいや弱音を吐いちゃあイカン。
しかし去年の先輩方もこんな風に思ってたんですかねぇ…

自分の方はというと相変わらず腰痛です。おじいちゃんめ…
最初病院に行くハメになった時みたいな、走ってて力が入らないとかそういう深刻な違和感は抜けてきましたが、それでも違和感がゼロになったわけではないですね。
これが解消されない限りジャンプ系トレーニングやハードルの練習に本格的に取り組めないのがつらいところ。こういった練習はハイリターンなわけですがその分当然ハイリスクですからね…そもそも腰の違和感を覚え始めた原因になったのがジャンプ系トレーニングだったかもしれないというものあるわけですし。
まずは最善を尽くさなければ…自分に出来ることを全てやりきった後でないと言い訳はしちゃいけない。

去年は持て余してたのびしろをガッツリ食いつぶしてここまで伸びてきたけど、今年から先はどうなることやら。
しかしこれからの自分に今までの自分が表れるとも思うと楽しみでもある。
もっとなんか、トラックでは子供みたいに感情剥き出しで意地張っていきたいです。
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初陣

ケーズデンキスタジアム水戸で行われたリレー選手権に参加してきました。
競技場はとにかくデカかったです!電光掲示板がある競技場で走るのは初めてだったのでテンション上がりました。沖縄インターハイはマネージャー枠だったので。
午前中は日も照っていい天気だったのですが次第に曇ってきて風も強くなり、午後には雨もちらつくというあまり良くないコンディションの中での大会でした。特に風が冷たいのがつらかったですね。
今回はリレー選手権ということで普段やるような4×100mRだけでなくスウェーデンリレー(100m+200m+300m+400m)や4×200mR、さらには4×800mRなんてのもありました。あと個人種目も幾つかあって、僕は100mと4×200mRに参加しました。100mは自己ベスト更新を目指していたのですが、結果の方は

100m:11"96(+3.5m

追い風参考でした…
しかしこれだけの風が吹いてもギリギリ11秒台というのは実力不足ですね。冬練が積めてなかったのがまさかここまで響くとは。この前300mで38"4ぐらいで走れたからそれなりに安心してたのに…また1年生と同じスタートラインからですかねぇ。
追い参なのでノーカンで。ベストまだ12秒台か~…

リレーの方はというと

4×200mR:1'37"81(ラップタイム24"90) 1位

ということで優勝でしたわーい。中学生と高校生相手に大人気ない。
僕は3走だったんですが、8継のオープンになるタイミングって3走が100m走ったあとのバックストレートなんですね。なんて中途半端な。
後半の位置取りで負けないために前半強く突っ込めなかったですね。それ故にこんなタイムになってしまったのかなと。展開としてはカーブ抜ける直前に横チラ見したら高校生に並ばれてたのでオープンになった瞬間にスパートかけて前に出るという本当に大人気ないことをしてしまいましたが勝負の世界は非情なものであって云々。

タイムは思ってたよりも出ませんでした。まぁ初戦だし、寒かったし、今日に限って腰の調子もよくないし…と言い訳ばっかり出てきてしまいます。腰のリハビリは本格的に調べないとダメですね。
それでも諸々のことをひっくるめると楽しい大会でした。リレーは走っても楽しいし、あと見てても楽しかったです。同好会から4×800mRに2チーム出たのですが、普段5000mを走ってるような人たちがバトンを持って800mを走る姿というのは新鮮で面白かったです。いつもよりフォーム大きいぞ!とかw

いよいよ後輩も入ってきますので、彼らと一緒にまた今シーズン頑張っていきたいと思います。

引越し

そういえば引越しの話をしてなかったですね。

28日に1年間住んだ大学の宿舎を出てアパート暮らしになりました。

20120328212057.jpg居間はこんな感じ。ちょっと散らかってますネ。
リビングは7畳なんですが今まで住んでた環境がアレだったのでものすごく広く感じます。あと南向きなのが地味に嬉しいです。日光が入ってくる部屋に住むのは実に4年ぶりですね。部屋探すときも地味にここにはこだわってました。
ベッド置くと部屋が狭くなるなと思って布団敷くだけにすることに。しかしマットレスを書い忘れてしまってちょっと寝づらい。近いうちに買いに行かないとなぁと思っています。
パソコンとテレビが隣り合い、肘掛け付きの座椅子があるというマキシマムニート養成環境により部屋にいる時の大半はこのすみっこに座っています。もしかして:7畳いらない。

10521ed4.jpeg台所はこんな感じ。
自分専用のキッチンはいいですね。料理が捗ります。
親に譲ってもらったガスコンロがちゃんと魚焼くグリルついてるのでこれからは魚も積極的に食べていきたいところ。


この部屋で残りの大学生活を過ごすことになります。
高校時代の学生会館や大学の宿舎もそれはそれで住めば都だったんですが、やはりこの広さは快適すぎます。もう部屋が好きすぎて出たくないレベルです。ずっとこの肘掛け付きの座椅子に座っていたい。
このままだと部屋のスペース余すので誰か遊びに来てもいいんだからねっ。
 

1年目

年末に渡されたバトンを繋ぎませんとね。

月毎に辿ろうとすればそこそこ色々な思い出もありますが、1年通してずっと頭に残り続けていたことは年末に書いたこの文に集約されているように思います。

>しかし今考えると受験期の自分は「大学」というものについてなにも考えてなかったなーと思います。期待を抱くこともなく、準備を整えることもなく、ただ時 間とともに流れてくるものを捌ききっていたような、そんな感じで大学生活は流れていっていたように思います。それはそれで楽しいものでしたけどね。

高校時代の自分は色々と言っていましたが、突き詰めていくと大学で学ぶことがどういうことなのかとか、国際関係学とはどんなものなのかとか、そういう具体的なことについてはあんまり考えてなかったように思います。理想だけはいっちょ前でも、現実的な話に結びついていなかった。
だから実際に授業を受けてみて、やけに戦争の話ばっかりだったり、そういうネタについて自分が予想以上に興味がなかったり、興味がないものだとこれまた予想以上に熱の入らないものだったりということに気付かされました。それでも授業をサボってまですることもなく、結局授業には出て、出ればそれなりにノートは取ったりなんかして、淡々と捌いていくだけの日々が過ぎる。受験期に論述で培った目がそれなりに仕事をしてくれ、なんとなく要点のようなものだけはつまんで、学問として深く掘り下げることはあまりしないというような形で、テストを受け、成績が出て、なぜかそれなりに高い評価を受けてしまう。
不当に高い評価を得ると「よいこですね」と煽られてるようにしか思えないですね、思い上がりも甚だしいんですけど。そしてどんなことにでも真剣に取り組もうだとか、そんな熱意もキャパシティも自分にはないことが改めてわかりました。

反面、興味のある分野はそれなりに取り組んできました。そしてはっきりと、自分の体専コンプレックスを自覚しました。
きっと何年も前から、多分中学生ぐらいの頃にはもう、自分は勉強なんてしたくなかった。陸上がしたかった。走るだけで、走ることだけを考えて人生を組み立てたかった。しかし自分は陸上でスターになれるだけの素質には恵まれてなくて、別に好きでもなんでもない勉強のことでばっかりほめられた。好きなことで結果が出せないことが悔しかった。それを未だにコンプレックスとして引きずっていて、勉強なんかできなくてもいいから速く走れたほうがずっとよかったなんて今でも本気で考えている。なんとも女々しい話です。
なりたくてもなれない、なれないけどなりたい。そんな思いを中途半端に引きずっているから、筑波大学を選んでしまったのかもしれない。高校時代の志望動機は、実は言い訳に過ぎなかったのかもしれない。高校時代の自分が本当に行きたかったのは筑波の体専で、そこに行くだけの力がないからせめて筑波大学だけにでも行きたかった。そんなところなんじゃないか。もはや筑波ならなんでも良かったんじゃないか。そんな程度の信念で、4倍の門を通ってここに来てしまったのか、親に迷惑をかけてまで。

自分は陸上だけで生きていくことはできない。だけど陸上を諦めることができなくて、他のものは色褪せて見えてしまう。
そして極めつけに自分には状況を一変させようというだけの気概もない。そんなに体専が良かったら受験しなおせばいい、学費は自分で稼げばいい。そういう選択肢だってあるのに、ゴネてるだけで何もしない。受験期には色々とカッコつけたことを言ってたけど結局自分は4年で大学を出て社会に出るのだろう。それはきっと「社会がそうなっているから」で、自分で選ぶとかなんだとか言ってたのも全部嘘で、「大人たちにほめられるようなバカ」まっしぐらなわけで。

社会がそうなっているから大学に進学し、未練にすがってこの場所に決め、自分に出来ることの中からやりたいことややるべきことを見出すことを放棄してきた。だから「お前は筑波へ何をしたくて行ってるんだ」という問いに答えられなかった、何も考えちゃいなかったから。それでも成績の上ではよいこちゃんになってしまって、不当な評価をされる。自分なんか誰よりも志が低いのに。口で理想を言うばかりで何も行動しようとなんかしちゃいないのに。
大人の秘訣は諦めることらしい。もうわがままを通せる歳でもなくなってきたのかもしれない。甘えやプライドは捨てて割り切りを身につけなければならないのかもしれない。夢を語るのはもうやめにして地に足つけなきゃならないのかもしれない。



まぁ、悶々とこんなことを考え続けていた1年でしたかね…
自分についての理解が深まったとか言ったら聞こえはいいですけどね。遊んでたっちゃ遊んでたのかもしれないですね。
2年次ではもう少し外に目を向けて、やるべきことを探せばいいんじゃないかと思います。

スポーツと総復習 その4 これからのスポーツ

いよいよ最後になります。
スポーツはそれだけで独立した存在足りえず、様々な圧力を受けて変化するものという話をしてきました。
スポーツはこれからどんな変化をしていくと考えられるのか、今日はそんな話をします。

現代スポーツの特徴は「個人主義・アマチュアリズム・政治的中立」という近代的価値の衰退と、高度化・大衆化という垂直・水平の二方向への拡大という2点です。前者については既に触れましたね。

後者の、まずスポーツの高度化について。これは競技力の増大、エリートスポーツの発展と言い換えられます。スポーツの競技性が高まったことで、所謂"虎の穴"が出現することになります。つまり子供のうちからトップアスリートとしてのエリート教育を施すわけです。卓球では小学生のナショナルチームを結成し、全国から有力な選手を集めて一貫指導するというシステムが10年ほど前から整っているそうです。更に有望な選手は青森山田高校に集められるなど、進路の面でもレールが出来上がっているとか。陸上も小学校高学年ぐらいから地方陸協でS・A・B級というように選手をランク付けし、合宿を行うという方式が取られていますね。「世界で一流を目指すためには生活の全てをスポーツに注ぐ時代」。そんなことも言われているようです。
しかしここで考えなければならないのは選手のセカンドキャリアです。スポーツ選手のピークは種目にもよりますがおおよそ30代です。36歳にして100mを10秒前半で走った朝原宣治や、47歳まで現役ピッチャーとして投げ続けた工藤公康などは稀有な例と言えます。一方一般サラリーマンの定年は60歳とか65歳なわけで、スポーツ選手として生きてきた期間以上に働かねばならない期間があるのです。
有名選手であれば解説者などになれることもありますが、やはり引退者の数に対して雇用の枠は限られているのが現状です。まして一般企業であれば、今までスポーツだけに打ち込んでビジネススキルがない人をわざわざ雇って再教育するというようなプロセスは取りたくないはずです。
以前為末大は海外のスポーツ選手がオフの時間に経済や法を勉強し、引退後にそういった方面で活躍していることを挙げ、セカンドキャリア問題に対する選手自身の意識について提起していました。ある程度までは選手の自己責任と言える面もありますが、やはり社会の構造が引退後の選手に対して厳しいのは事実です。そしてそれはスポーツ選手を「スポーツに専念するのが当然の人」というように捉え、過度な期待の眼差しを向けてしまう私達にあるとも言えるのです。リスクを恐れてアスリートを目指そうとする有望な選手が減ってしまうことを避けるため、社会の仕組みとしてセカンドキャリアが保証されているという事実が必要なのです。

スポーツの大衆化はその名の通りスポーツの担い手が老若男女へと幅が広がったことを指します。またスポーツを競技としてではなくレジャーや教育、健康のために行うなど、その意義も幅が広がりました。特にレジャーとしてのスポーツは前述の雇用を広げる意味、また文化戦略としての意義が高いため注目すべきところですね。
担い手が広がったと言われる一方、最近では子供の運動離れも取り沙汰されています。小中学生を対象にした調査で、男子の1割、女子の3割が週に60分未満しか運動していないという結果が出ています。この背景には多忙な現代的生活スタイルによるもの、例えば朝食を食べていないだとか、睡眠時間が短いといったことも関係していると言われています。また近年は就職難や高学歴化によって学業の地位が相対的に上がったこともスポーツにとって逆風なのではないかと思います。
学生のうちは少なくとも体育の授業で運動をするわけですが、ここで個人的な不満を述べさせてもらうと、体育の授業って努力神話が未だに根強いのではないかと思います。努力神話というか苦行主義というか、とにかくつらいことを乗り越えるのが美徳みたいな雰囲気ですね。評価をつける手前難しいとは思いますがもっとゲーム性に富んだカリキュラムで楽しませることを第一にしてもいいんじゃないかと思います。
まぁなにが不満かってはっきり言うと体育の陸上って面白くないんですよね。ただ走って体力を競うだけなので。しかし陸上をやってる身からすれば最大公約数的な「速く走れる方法」はそれなりにあるわけで、そういうのをちゃんと授業で体系づけて教えればまだ楽しくなるとは思うんですけど、体育の授業で走り方を習うことってほとんどないですよね。ただ走ってタイム測って終わりなんです。そんな陸上は楽しくないです。速く走れるようになるからこそ楽しいのに、速く走らせようという気がない。そういった体育の授業を受けて陸上が嫌いになる人が生まれ続けてるのだとしたら悲しい事だと思います。
子供の頃に運動なんてかったるいな~という意識が根付いてしまったら、大人になって健康のために!とか意気込んで運動しようと思っても続かないと思うんですよね。子供の頃は評価のために、大人になって健康のために。そんな風に「なにかのために」やるスポーツはあんまり楽しくないと思います。やはりスポーツは自発性を伴う遊びなわけで、そういったものであるということこそを大衆に広げていくべきだと思うんですけどね。

2011年はスポーツ界にとって大きな出来事がありました。それはスポーツ基本法の制定です。これによってスポーツをすることが人々の権利として法律で認められ、またあらゆるスポーツ政策における法的な基盤が出来ました。
その中でも附則の部分でスポーツ庁について検討を進めると書いてあることには大きな期待が寄せられます。文部科学省の中で文化財の保護など芸術系の活動には文化庁という庁があって、予算も1000億規模でつけられています。一方スポーツについては局があるのみで、予算も300億に満たないほどです。スポーツ庁が成立すればそれだけ多くの予算がつけられることになるので、今後のさらなる発展が見込まれます。
しかし2011年にあった大きな出来事といえばやはり震災です。あれによって私たちは生きるということそれ自体について考え直すことを余儀なくされています。そのときスポーツの立場はどうなるのでしょうか。繰り返しになりますがやはりスポーツというのは遊びであって、生きるということに直結するものではないのです。したがって国から予算をつけてもらうにあたっては人々の理解を得るのに苦労することになるでしょう。人が生きるということに対してスポーツが貢献できることとはなんなのかを真剣に考え、取り組まなければならないのだと思います。



これでだいたい書きたいことは書きました。
随分長々と、しかも話題があっちゃこっちゃに行って見づらい文章になってしまったと思いますがこんなのでも楽しんで読んでいただけたのならば幸いです。
スポーツという軸からあっちゃこっちゃに行くことで学際性とかいうものを表現したかったのかもしれません。国際総合学類にいながらにしてのあがきを表してみたかったとでもいうような。
総復習と題して書いたものですが、書く前に想像していた以上に書いてる間は苦戦しました。わかっていることを書くつもりが、書けば書くほどにわからなくなる。授業を理解してないというわけではない(と思いたい)のですが、曖昧な表現に逃げるたびに勉強不足ということを実感しました。投げ出しそうにもなりましたが、自分が「わかってない」のだということをわからせるためのけじめとして最後まで書き上げてやろうとだけは思いました。
来年もし同じようなことをやるとしたら、もうちょっとマシな文章を書きたいですね。

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プロフィール

HN:
KANI
年齢:
33
性別:
男性
誕生日:
1992/05/11
職業:
学生
趣味:
陸上 ゲーム アニメ
自己紹介:
筑波大学に通っております。
同好会で陸上をする傍ら学業をしています。
スポーツに関わりたいと思いつつどういうアプローチをすればいいのか模索中。
一人でいることが多いですが寂しくなんかないんだからね。

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