今日は陸同春のタイムトライアルでした。
去年は400mで55"97。懐かしいですね。
今年は200mと400mに参加。100mは参加しませんでした。
タイムは1/10までで
200m:23"6
400m:54"5
でした。
シーズン初めとか水曜に攣った脚のダメージが残ってるとか色々考えたらタイムは狙ったってどうせ出ないだろうと思い、それよりはレースの感覚を掴んだり出発点を知るという辺りに重点を置こうと思って走りました。
それでも200mはなんかしらんけど速いですね。まぁ手動ですし控えめに捉えればいいと思います。
400mは周りからはちょっとガッカリされましたけど正直自分の中では妥当過ぎるタイムだなと思っています。今日一番速かった人との1秒差は冬練積めてるか積めてないかがそのまま出た形ですね。
まぁ冬練云々とか今日のタイムとかはそれとして、明日以降もこんなgdgdを言い続けてたらただの言い訳野郎なので淡々と結果を受け止めてやること考えて実践してけばいいかなーと。
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学期始まって教科書とか色々読んでかなきゃならない本も増えてきました。
去年は全然本を読まなかったので、今年はノルマ化するなりして読書とか勉強とかしていきたいところ。
で、教科書のついでに買った趣味の本から先に読破してしまったのでそれの書評をば。
今回買ったのは『ランニングを極める アレクサンダー・テクニークで走りの感性をみがく』という本です。
この本を最初に見つけたのはずっと前で、朝原さんが監修しているとか「はじめに」の部分にある「ランニングというアート」という1つの見出しに心惹かれたりもしていたのですがなかなか買う機会がなく、先日また本屋で見かけた時に今買わなかったらもう二度と手に取らないんじゃないかと思って買いました。
この本を読んでも速く走るための走法やトレーニングのような即物的なものは得られないでしょう。この本に記されているのは走りの哲学であり、それを読んでタイトルにある通り感性を高めるというのが目的になるかと思います。
簡単に内容を説明すると、自分の身体や動作に常に意識を向け、悪い動きを抑制し自然な力を使っていくというような話でした。他にも「健康とはなにか?」とか「End-gaining(過度な結果至上主義)」など、走るときの心のあり方にも重点が置かれてて、非常に共感できる部分も多くすらすらと読んでいけました。
書評からは少し脱線するんですが、楽に走るというのは僕の高校時代からの課題です。
長い間考え続けてきてとりあえずこれは答えの1つじゃないかなと思うのが「目に見えない力を使う」というものです。
地面反力や伸張反射によって生み出される力など、意識的に使うことの出来ない力というのが走るときに大きく働いていて、その大きさは意識的に出そうとする力なんかとは比べ物になりません。そういった力に身を任せ、「身体を動かす」のではなく「身体が動かされる」という状態を感じる。この転換は大きなブレイクスルーだったと思っています。
某シューズメーカーが「ライバルは、重力」というキャッチコピーを使っているのを見てものすごくガッカリした思い出があります。僕の考えでは重力はライバルなんかじゃなくて、むしろ走るための強力なパートナーなのです。
悪い動きを抑制し自然な力を使っていくというアレクサンダー・テクニークは今まで考えてきたことと親和性が高くて、更に勉強になる部分も多くて自信につながりました。
ランニングに関する本は読み終わると走り出したくなるものですが、そういうワクワク感って結構冷めやすかったりするんですよね。
しかしこの本は「ランニングでワクワクする方法」が書いてあるので、上手く身につけば長い付き合いに出来るのではないかなと思いました。
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