いよいよクラ対が明日に迫って来ました。
その大事な時期に僕は
風邪を引きました。
もうホントさぁ…
とはいえ最初に喉痛いなーと感じたのが月曜日でだんだんと鼻に移ってきて木曜ぐらいがピークだったのですが、今朝起きるとかなり良くなってたので明日の朝起きた時には治ってるだろうという見込みです。本気で。じゃないと困るんでね。
今年もクラ対は隔週開催で、明日は100mと400m、来週の土曜日に行われる2日目では200mに出場します。今年は対抗選手になれなかったのですべてオープンでの参加になります。
ここまでスプリントに特化して出るのは初めてな気がします。今年で言うと5月の石岡は200mと400mでしたが。それでも1つの大会で個人3種目というのは今までにないですね。
やはりシーズン最後の大会ともなれば特別な感情を抱かざるを得ないというものです。
去年は400mHとマイルの対抗選手だったので、とにかく「勝ちたい」という気持ちが大きかったです。結果的には空回りに終わってしまったわけですが、それでも陸上人生の中で最も燃えていたと言えるでしょう。
今年のクラ対を迎えるに当たり、真っ先に浮かんできた言葉は
「贖罪」
でした。
「アスリート」としての自分を裏切り続けてきたという罪の自覚のようなものに縛られているがゆえのこの直感だったのでしょう。こんな言葉が降ってくるなんて、今の僕はもう後ろを向いてしか走っていないのかもしれない。
大会というものは往々にしてただ走る以上の意味を与えてくれますが、今回のそれは自分が競技者以下であることを知らせてくれるものでした。
いや、まぁ、すでに終わってしまったような言い分ですけどまだ始まってもいないわけで。
たとえ罪滅ぼしだとしても、罰ゲームだとしても、それを受け容れて走ることしかできません。どんな自分であったとしても、最後の大会の最後の走りこそは集大成の表現であるべきなのです。自分にとっての陸上というものを表現するための走りであるべきなのです。
なんだかんだ言ってスプリントの能力は去年の同時期と同水準ぐらいになっているので、風に恵まれさえすれば100mと200mは公認ベストを更新できるのではないかと思っています。いくら短長の人間とはいえ僕だってさすがにそろそろ11秒台で走りたいんですよ。
400mは不安が大きいのですが、先日の練習でポロッと弱音を吐いてしまった時に後輩が即答で「弱気になっちゃダメですよ」と言ってくれたのがとてもシンプルで、心に響いて、嬉しかった。これでまだ頑張れる気がしました。
だから、この表現を使うのは初めてではない気がするんですが、それでも、全ての弱気を、負けそうになる気持ちをここに置いていこうと思います。
重荷になるものはここに置いて、明日走ってきます。
PR
COMMENT