実家の猫が亡くなったと聞いた。
確か小学1年生かそこらのときに、庭にやってきた野良猫を母が餌付けして、そのままうちに引き込んでしまったのが始まり。その頃に3歳ぐらいだったそうな。
その何年か後に子猫を2匹産んでうちには3匹の猫が住まうようになった。子猫たちのほうがどんどん成長していき、まぁいわゆるデブ猫の類になり、母猫の方はヒエラルキー的に下の方になってしまったらしかった。親がどうとかって関係ないのかね猫社会では。
高校進学と同時に実家を出てしまったため猫達を見る回数も激減してしまった。
それでも帰省のたびに猫達は自分の事を覚えてくれていたようだったけど、帰省のたびに時間の流れを感じていた気がする。
昔はタンスの上やら食器棚の上やらで寝ていたはずの母猫が、いつしか未だに買い換えてないブラウン管テレビの上でしか見かけないようになった。
もう跳べるだけの力がなくなっていたんだろうなぁ。
今年の夏に母猫のほうが乳がんにかかっていると聞いた。
早期に避妊治療を受けていれば乳がんのリスクは低下するらしいけど、うちに来た時点で3歳ぐらいだった母猫はもうどうしようもなかったのね。
むしろ13年間よく生きたなと思う。
帰省も少しさみしくなるな。
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だいぶひどいけどそういうのがなくなるとなくなるで寂しいもんだよね。合掌。