7月6日、茨城県選手権2日目の110mHを迎えるにあたり3本の武器を用意していました。
ⅰ)抜き足を素早く引き付ける意識を持つことでハードリングの間延びが軽減される。
ⅱ)13.72m後に1台目のハードルを迎える110mHでは本来100mとは違った加速が求められるが、主観的な意識としては100m同様に出ることで結果として1台目のハードルを「飛んでしまう」ことが避けられ、加速がうまくいく(あくまで110m"走る"競技であることを忘れない)。
ⅲ)ハードリング後に走っている姿勢になることは重要だが、体を起こすことを意識する余りハードリング中に体が起きてしまうと重心が後ろに行きストップ感が出てしまうので、主観的な意識としては常に上体は前のめりになるように走ることで結果として必要なだけ上体が起きるしディップもしやすい。
スプリングカーニバルのときは何も考えておらず、また向かい風というコンディションの中で17"21が出たので、意識すべき点がある今回は自己ベストは「出るもの」として臨んでいました。
しかし結果は18.82(-4.1m)と惨敗。強烈な向かい風にあおられ、ハードルが遠く、10台目でハードルに脚をぶつけて着地が崩れ棄権者の出ていた隣のレーンに侵入するなど散々でした。どういうぶつけ方をしたのかは痛みから推し量ることしか出来ないのですがとりあえずリード脚の脛と抜き足のかかとが痛いです。
用意していた3本の武器はといえば、ⅱ)は良くてⅲ)も出来たか出来てないかぐらいでしたがⅰ)がダメダメだったという結果でした。用意したまでは良かったけれど素振りが足りなかったということですかね。
コンディションのせいにするしかないのを実力とは呼べないわけです。なにせ一緒に出場した先輩は同様のコンディションでも15秒台で走っているのですから。付け焼刃の技術力では少し状況が崩れるだけで対応出来なくなってしまうわけで、結局は技術力不足、練習不足というところに落ち着いてしまうのですが。
今大会で自己ベストーというか目標は16"8だったんですがーを出すことには重要な意義があって、現状僕の持ちタイムが3番目でこのままではクラ対の対抗枠で出れないんですよね。だからこそ今回こういう走りをしてしまったのはショックも大きいし焦りも生じてしまいます。
次は3週間後の流通経済大記録会にまた110mHで出場する予定なのですが、来週末はリレーマラソン、再来週はゼミ合宿があり満足に練習を積める状況ではないのです。またも付け焼刃で大会を迎えざるを得ない、それでもコンディションさえ整えば今回想定していたはずの走りができるのではという博打に賭けることしか出来ない。
あるいは流経大記録会を練習と捉え更に翌週にある石岡選手権に懸けるか、9月頭の流経大記録会か、最悪関東理工系のオープンに強行出場することすら視野に入れなければならない。ある程度はターゲットを絞らなければ練習計画もロクに立てられないのでむやみに出て博打を打ち続けるだけになるのだけは避けなければならないのですが、なにせ時間もチャンスも有限なので判断が難しいところです。
昨日の今日でこんなことを言うのもなんですけどやっぱり結果が出ないとそれなりに悔しさはありますね。
タイムもですが想定していた走りが出来なかったことも悔しいし、ベストは「出るもの」というのが思い上がりだったと気付かされた(結果論ですが)のも悔しい。
それでも競技に懸けたいのならば例えばリレーマラソンに出ないとかゼミ合宿行かないとかいう選択肢も在り得たわけですが、さすがにそれを選ぶという決断は出来なかった。それを覚悟が足りないと表現してしかるべきなのでしょうか?僕自身では答えは出せませんね。
ひとまず今日1日は存分に鬱に入りたいと思います。
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