クラ対が終わりました。まずはタイムの報告から
4×400mR:3'29"??(確認し忘れ) ラップタイム52"7
400mH:予選 60"79 決勝 59"78 8位
という結果に終わりました。
体調が悪いわけじゃないのにタイムが出ない。自分でも何が起きたのかまったくわかりませんでした。
マイルは1組目。1,2走の時点で先頭から少し離されての4位と厳しい位置で、バトンをもらうときはとにかく2位の背中を追うことを意識していました。
5位の専修大とほぼ同時のバトンパスで、前に出られたくなかったのでカーブを抜けるぐらいまで競り合うことに。ここで普段の400mよりもスピードを上げる区間が長くなってしまったためか、ラストの100mからのスパートが全然かけられず、結局先頭から少し離されてしまっていたと思います。ラップタイムがフラットとほぼ大差無いというのはなんとも情けない話です。事前の300mのタイムなどからしても自分には少なくともラップタイム51秒台が求められていたはずだったのに。
今回走ったメンバーには卒業する人も多く、このメンバーでのマイルは最初で最後だったということを考えると、本当に悔しくてたまらなかったです。
400mHは9・10台目がやはり体力的にキツくて17歩になった以外は歩数の面では問題なく走れていました。予選はラストの直線でほぼ2位確定だったのもあって全力でスパートをかけたという感じの走りではありませんでした。しかし60秒を超えるとは思わず、しかもプラスの3人目が59"05だったので非常に複雑な気持ちがしました。
筑大競より歩数は減ってるのに筑大競より遅いという現実は結構精神的に負担でした。それと7台目の逆足になる所が応援する側から見てもかなり減速になっていたようで、決勝ではレースパターンを変えなければならないだろうとは感じていました。レース前の時点では7・8台目の16→16を無理やり15→17にし、逆足を回避するという方向で考えていました。1年かけて練習してきたものを最後の最後に来て否定するのは苦渋の決断でしたが、それ以外にタイムを劇的に上げられるような策も他になく、悔しさもありましたがとにかくこれで57秒台を、少なくとも59"05よりは速く走りたいと思っていました。
予選から決勝まで2時間もなく、また3本目だったこともあり決勝前はほぼアップなしで、体が冷えたり硬くなったりしないようにだけは気を配っていました。そして迎えた決勝、1台目の入りだけは他と互角だったものの、そこから先は逆足はおろか右足でのハードリングさえ浮き上がってしまって減速になっていたという始末で、走りながら「うわハードリング下手だ」とか思っていました。そして6台目の15歩で体力的な限界を感じ、7台目は17歩で迎えることに。この時点ですでに単独最下位だったのですがもう順位は諦めて、とにかくタイムにだけこだわってラストの100mは必死にピッチアップしてスパートをかけました。終わったあとは完全に潰れていました。
今まで準決勝や決勝でタイムを落とすことが多かったので、「3本走りきって、予選よりもタイムを上げられた」というところだけが収穫だったと言えるでしょう。しかしもらった賞状に刻まれたタイムは、見るたびに悔しさを思い出させてくれるものになりました。
調整ミスだったのかなぁ…とか色々考えました。ピークをここ一番に持ってこれなかったとか、それに気づいた後頭がネガティブな思考でいっぱいになってしまったという「弱さ」が出てしまったのだと思います。
今シーズンは走るたびに自己ベストを更新してこれたのですが、ここで連勝記録は止まってしまいました。なんとも後味の悪い結末でしたが、自分の驕りに気づくには十分でした。
来年はもっと強くなりたいです。来年こそはマイルも決勝に行って、1日4本走りきって、それでもベストの走りが出来るような、そんな風になりたいです。
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冬季~来シーズンにかけての方針を幾つか並べておこうと思います。
・2週間完全レスト。
充電期間(笑)みたいな。
十分走ってきたので十分休んで、2週間もしたら勝手に走りたくなると思うのでそれからまたのんびりやり始めようと思います。
・110mHの練習をする。
前々から挑戦したい気持ちはあったんですが結局出る機会に恵まれなかったり400mHに集中しちゃったりでどうも縁が無かったんですよね。
この冬で練習積んで、来季は110mH・400mHの両刀使いを目指そうかな・・・という。ひとまず6月の早大同記録会あたりでの出場を目安にやっていこうかと思います。
110mHはハードルの高さやインターバルの走り方の面でかなり400mHと違う特性を持っているので、吉と出るか凶と出るかはわかりませんね。ハードリングの面でいいフィードバックが得られたらとは思うんですが。
・その他練習メニューについて
重点的にやっていきたいのは「ウェイト」「インターバル」「マーク走」ですかね。
ウェイトはスクワット、ベンチプレス、クリーン、スナッチ等の複合関節運動中心という方針は高校から変わらずですね。とにかく体幹と尻とハムを鍛えていきたいです。
インターバルはやはりまだ後半の体力的な課題が残るので。スピードを上げづらい冬季はこういうのをやっていくチャンスでもあるのかなと。
マーク走はストライドの固定という意味で考えています。自分の競技レベルから言うと2.3mで置いて反復したら14歩のイメージが作れるなとか。まぁ正直今は前半よりも後半の歩数を減らすほうがタイム上がりそうではありますが、それなら例えば2.1mで置いて往復走にすれば後半15歩のイメージ作れるかなとか。
あとは逆足ハードリングとか、他のスポーツの練習法に手を出すとか、冬季はいろんなことを試してみたいです。
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改めて今シーズンを振り返ると、飛躍の年だったなと思います。
高校時代の鬱憤は十分に晴らせたでしょう。あの3年間で使われるはずだった伸びしろをこの1年で回収しきったという印象です。ただやはり高校時代に吸収してきた知識などがあってこそ練習の方針なんかもしっかり定めることが出来たわけで、今までやってきたことに無駄なことはなかったんだと思います。
2年目からは本当の意味で大学生としての自分がどれだけの素質を持っているのかが試されるのではないかと思っています。思えば陸上を始めて13年間、自己ベストを全く更新していない年はなかったように思います(高1は400mH初戦がベストになってしまったというのはありますが)。しかしこの流れもいつ止まるのかわかりません。老いに関する話題を聞くたびにいつ自分がこうなるのかと怖くて仕方が無いのですが、14年目もその先もまだ伸び続けられると信じてやっていきたいです。
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