金土でゼミ合宿のため千葉県の白子まで行ってきました。
一応"ゼミ"合宿ということでお勉強イベントとして4年生の卒論構想発表があって、そのあとは飲んで遊んでというだいたいリア充な感じの内容でした。飲み会へのモチベーションが一番高いのが先生っていう。
卒論構想発表では4年生の方々の発表を受けてみんなで内容をブラッシュアップしていくというものでしたが、その過程を通して自分の独論・卒論のビジョンもやや見えてきた印象があります。
まず論文を書く上での一次資料集めですね。文献を漁るのはもちろんのこと、人類学的なアプローチを録るとすればフィールドワークから得られた語りもまた資料として使えることになるわけですが、フィールドワークの実現可能性と自分が書くテーマとの整合性の摺り合わせが重要なのだとわかりました。独論・卒論レベルだと一次資料の制約からテーマを変えることも起こりうるのは意識しておいたほうがよさそうですね。真の意味での研究とは設定したテーマを追求するために資料集めに走らなければならないのでしょうが…
また自分が何を明らかにしたいのか、自分が書こうとしているものは何論に当たるのかという出発点の認識は簡単なようで意外と足をすくわれる部分ということもわかりました。確かに参考文献を漁っていると自分のテーマにクリティカルヒットするものというのは意外と少なくて(というかクリティカルヒットしてしまうと自分の書こうとしているものが新規性がないということになってしまう)、実際にはかすってる程度のものが多く、それに引っ張られてしまうと自分の立ち位置を見失う恐れがあります。文献を読む際にも自分の立ち位置を逐一振り返りながら1歩引いた目線を持たなくてはならないのだと思います。
論文を書く上でのヒントだけでなく、議論するときのポイントもいくつか気づいた点がありました。
自分は周りの人の話や議論の流れを逐一咀嚼して脳内で完成形を作ってからでないと喋れないという「欠点」があります。周りからは話がまとまってるとか言われてありがたがられるんですが、考えこむ時間が長くてゼミ1回で2回喋れば多い方みたいになってしまっているのがなんともなぁと思っています。
練度が低かったとしてもとりあえず思いついたことをパッと口に出して議論の流れに一石を投じるというような喋り方も1つの方法として身につけて置いたほうが幅が広がりそうだなと思ってはいるんですが、なかなか実践するのが難しいですね。
とまぁ1日目の午後はこんな小難しいことを考え込んでいたものですが、卒論構想発表のあとはひたすら遊ぶだけ。豪華な晩御飯に久々の温泉、そして深夜まで飲み会…いやー楽しかった。
2日目は朝食の後海だのプラネタリウムだのに行ってきました。海行くのホント何年ぶりだったんだろう。強いて言えば女性陣の水着が見れなかったのが残n(ここで文章は途切れている
そんなこんなで意識も高まり親睦も深まりのとても楽しい合宿でした。
夏休み勉強するゾーって言って序盤は調子良かったものの最近崩れがちなのでそろそろ再起せねば…
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