金曜の夜、目覚ましを2つかけて「どうせ1つ目で起きて2つ目の音にイラつくだけなんだけど」なんてことを思って眠りについたのがしっかりとフラグになっていたらしい。
一発で起きれずに15分の二度寝を経たところから嫌な感じがあった。
行きの車では楽しく喋ってたけど、競技前アップでどうにも頭がスッキリ目覚めずぼーっとする。それにつられて体の動きもキレがない。
気がついたらいつもやらない量のショートダッシュを繰り返していた。
いつものように「後はどうにでもなれ」と天に任せることが出来ずに、どうにかしなければともがいていた。
2ヶ月ぶりのスターティングブロックはひどく緊張した。止め処なく溢れ出る不安を抑えることも受け入れることも出来ず、号砲は鳴ってしまった。
加速局面でスピードを上げきれなくて、踏切位置に合わせるためにオーバーストライドになってリズムを崩して、ハードルを"飛んで"しまって…
やってはいけないことだけを16秒間積み重ねた。ゴールした後も自分がしでかしたことに理解が追いつかず、一礼も忘れてトラックを出ていた。
朝の嫌な感じが大きくなっていくものの、置かれた状況は16"45で帰ることを許すわけがなく、2次レースに出ることを決意。
頭も冴えてきて、速いピッチで体を動かせるようにアップをし直そうと思った。けれども今度は体が重かった。動き出してもすぐ止まった。
「どうにでもなれ」ではなく「どうにもならない」と思ってしまった。
16"22。0点が赤点になったぐらいの差だった。目標にしていたタイムからは程遠い。
疲れを溜めるような生活をしていたこと、それを前日で精算しきれると思ってケアを怠ったことが敗因として挙げられるけれど、それ以上に、もっと他に、根本的に、何かこう…
次の土曜日の文系親善がラストチャンス。出来る事を精一杯やっておきたい。
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