1学期の成績を見てますます大学での評価基準が分からなくなる今日この頃。
結果としては悪くはなかったんですけどね。むしろなんでこんないいんだみたいな。まぁ楽に単位取れるのも今のうちだけなんだろうなぁと。
1ヶ月半経ってようやく膝の違和感も気にならなくなってきたので、400mHの練習をし始めました。ちなみにヨンパーってカタカナで書くとダサく感じるのであんまり好きじゃない。タイトルはあえて使ってみた。
もう7月も半ばだってのに今年に入ってからハードルの練習をやったのは片手で数える程度かもしれない。まぁ走るのを頑張ったのだとポジティブに考えたいところです。クラ対が11月末だしゆっくりやればいーやぁ思考でしたがさすがにそろそろ慣れておかなければ。
4年目にもなると思うところが色々あります。目標とか、練習面でも。
今期は400mのフラットを53"5ぐらいにして、ハードル付きで58秒台ぐらいでは走りたいなと思っています。ちょっと控えめ?いやいや段階を踏んでいこうと。でも札幌支部の全道ラインが57"29だったのは意識しちゃうなぁ…前年60"19だったのに。
同好会10傑の10番目は57"72との事なのでせめて来年にはここか、それより上に名前を連ねたいものです。1番目は54"96ですが、ここはどうなりますかね。はえーよ54は。
ちなみに大学来て、しかも同好会でまで400mHやりたがる人って珍しいらしいですね。今年の1年には僕の他にもう1人いますが。
今日の練習はとりあえず3台から始めました。どちらかといえばスタート~1台目の歩数を確認したかった感じです。そのまま前半の流れを確認する感じで。
歩数によってスタブロの左右をいじらなきゃならないのはハードラーの宿命ですかね。高3の高体連ではストライドを伸ばして21歩で入るようにしていましたが今季は22歩にしようかと思っています。まず博打にならないし、無理に歩数を減らすことにこだわらずスピードに乗ることを重要視しなければと。
2台目以降は15歩で。久々にやってもここは特に苦労はしない感じ。しかしハードリング自体に少し難有りかもしれない。上に跳び過ぎとか、あと15歩目で減速してないかとか、「15歩」の内容も考えなければならない。歩数が順調でもトータルの走りが順調かと言われれば必ずしもそうじゃないぞと。
持論としては練習では出来る限り8台までやるべきだと思っています。公共の競技場だと人が多くて難しかったり、そもそも置くのが面倒だったり、なんかキリがいいから5台目までの練習に陥りがちですがやはり8台、少なくとも6台での練習が理想だと思います。
5~6台目は前半から中盤の転換期、つまり戦略の転換期でもあるので、むしろそこを練習しなければならない。それに5台目までは案外楽に出来ちゃうものなので、そこで安心してしまいがち。本番はそこから別世界という印象があります。本番でとっさのことをしたり、とっさの状況に巻き込まれると消耗が激しいので、練習から慣れておく必要があります。8台目もまた中盤から後半の転換期ですので、ここまではやっておきたい。それ以降は上げなきゃなんないところなので気合ゲーして頑張りましょう。
いつも忘れてはならないのは400mHはあくまで400mあるということなんですね。当然っちゃ当然なんですけど。
でも今日練習中に「前半14歩にしたいな…」とふと思ったんですが、すぐ後に「前半の歩数減らしたくなるのは練習で前半しかやらないからか」とも思いました。前半の歩数を減らしてもそこでエネルギーを使い過ぎて後半のエネルギーが残らないならトータルの収支はマイナスなので、今の僕のレベルからすれば前半を14歩にすることに手を出すよりもまず15歩で走れる台数を増やすべきと考えることが出来ます。
また、今日3台目までの練習でインターバルを結構スピードに乗って走れたなと思うのですが、果たしてこのスピードで400mもつのかという疑問も湧きました。これもエネルギー収支の問題です。
そういったことを確かめる意味でも8台置いての練習が重要かなと思います。まずそこから始めて、おおまかなレースの形を思い描いてから、前半を磨く必要があるなら3台なり5台なりでやるのがいいのかなと。後半を磨くなら300m+100mのような練習にハードルを織り交ぜるとかでしょうか。
エネルギー収支を考えると「400mHの走り」というものを考える必要があるのかもしれません。高体連前にある先生にひざ下を振り出すようにしてストライドを稼ぐ走り方を教えられました。やってみると脚の長さを使ってストライドを生み出すことが出来て、インターバルの歩数合わせは楽になりました。
この走り方は今はやっていません。今はひざ下はあまり動かさずに地面反力でストライドを生み出すイメージの走り、まぁフラットの400mを走るのに近い走りでやっています。フラットで走る練習ばかりだったので。しかし400mHの練習に移行していくに連れてひざ下を使う走りのほうがいいとかいう事になるのかもしれない。このあたりは自分でも試行錯誤してみる必要があるのでまだちゃんとした話は出来ませんね。
ハードリングで心がけたいのは走りの勢いを殺さないこととエネルギーを使い過ぎないこと。ディップは110mHほど強く掛ける必要はないと言われています。僕が意識しているのは視点をハードルではなく常に正面に固定して、見ているものの高さが変わらないぐらいにディップをかけることです。客観的に見れば頭の高さが変わらないような感じ。あとは遠くから踏み切ること(踏み切りたいな、かも。自分ではどこで踏み切ってるか確かめようがないので)と、着地後に抜き足を強く腹に引きつけることですかね。
最後のが一番重要だと思っていて、着地後の姿勢が走っているフォームに近ければ近いほど次の1歩目を遠くに着くことが出来、インターバルも楽になります。慣れてないうちはタタンというリズムで抜き足がすぐ接地してしまい、しかも体の後ろ側で接地してしまうためにそれ以降の接地も体の後ろ側でやってしまってストライドが伸びなくなり、結果歩数が合わなくなるという悪循環に陥りがち。そうならないためにも「着地後の1歩目」は大事にしたいところです。
あと逆足は嫌がらずに練習したほうがいいと思います。僕は今中学110mHを4歩で走るみたいな地道なところからやっています。1歩増えるのと2歩増えるのじゃ相当違うと思うので。
両足使えて、勢いが死にすぎない程度のハードリングが出来るならハードリングそのものにはこだわり過ぎなくてもいいのかなと思います。シリアスなレベルでないうちは。それよりもトータルの体力の方がタイムには関わりが大きいだろうと思います。だから今フラットの練習ばっかりしてるんだという再三の言い訳。
そういえば僕は中学時代110mHで、100mのタイムが遅くて高校以降110mHでやってく自信がなかったので400mHに流れたクチです。中学時代400m走ったことはほとんどナシ。もっとやっとくべきだったと後悔しています。
110mHから来た人はハードリングの練習に苦労しないのでフラットを磨いていけば400mHも伸びるだろうみたいな展望がありますね。ただやはり後半で苦労するでしょう。中学時代400m選手で400mHに来る人はハードリングを一からやるのに時間を取られそう。
アツいなと思うのは800m選手の400mH転向ですかね。やはりハードリングの習得に時間がかかるでしょうが800m的なスタミナは後半の強さに表れると思うので優位に立てると思います。あと四種から400mHに来るのは激アツですね。なんせ400mも110mHもありますもんねアレ。僕は中一の時1回だけやりましたがフィールド種目が苦手すぎてそれ以降は続きませんでした。
今110mHやってみようとするとスタートからハードルまで近すぎてめちゃくちゃ苦労します。それにハードル15cmも高いですしね。110mHはちょっと出てみたい気持ちもありますが、それに練習時間割くのか…?と思うとなかなか踏ん切りがつきません。大会1個消費するのがイヤで100mに出るチャンスがなくてベストが12秒台のままというのと似たようなジレンマ。
それにしてもただでさえキツい400mになんでハードルを並べようと思ったのかには本当に疑問が尽きません。どこまでマゾいのか。しかしこれを始めてしまい、もう他の種目なんて出来ないという自分もまたマゾい訳で。
400mHはいいものです。総合力が試されます。体力も技術も経験も頭脳も。試されるということは鍛えられます。
今日の日記を見て人間力を磨きたいと思った人はぜひ400mHをやればいいと思います。
いないですねそんな人。
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COMMENT
No Title
でも文章見て凄く必要だと思った。走っていて5台目までは安定してる。でもそこからがいつも安定しない(自分の事だけれども笑
ただ、8台となると何本もこなすのは難しいよね。本番と同じようなスピードで数本で決めないと。
それにしても400mHの記事はとても良いです。また書いてください笑
そして、練習頑張れ!!
No Title
ハードル歴1年未満なのですが
とても勉強になりました。
でも、レベルが違いすぎますね(+o+)
羨ましいです(^O^)
最後の高校総体で上位大会に
いけるように
参考にさせてもらいます。\(^o^)/
No Title
最後の1年頑張ってください!